こんにちは歯科衛生士の田辺です
明日から9月ですね。9月といえばお月見
おうち時間が増えたので、自宅でゆっくり月を見るのもいいかもしれませんね
朝晩は気温も低くなってきたので体調を崩さないように気をつけましょう
今回は、とても大事な唾液の働きについてお話しします。
唾液に含まれる酵素が消化を助ける。
汚れを洗い流し、口の中を清潔に保つ。
潤いを与え、食べ物を飲み込みやすくする。
唾液に含まれるカルシウムやリンで、歯の再石灰化を促す。
細菌の繁殖を防ぐ抗菌作用。
などなど。
このように1人何役もこなす優秀な唾液ですが、
口腔乾燥を伴う病気や、お薬の副作用で唾液が分泌されにくくなる事があり
働きが弱くなってしまいます。
その場合は、虫歯や歯周病が進行しないように丁寧なブラッシングを心がけましょう
お口が乾燥して喋りにくい場合は、潤いを持たせるジェルやスプレーなどもありますので
お気軽にスタッフまでお尋ねください
当院でも販売中
口腔保湿剤ケオラ
こんにちは歯科衛生士の美濃川です。
オリンピックも始まり、暑い季節になりましたね
マスクをしている分、熱が篭りやすいので熱中症には注意が必要です。
こまめな水分補給を忘れずにしていきましょう!
さて、皆さんマスクをするのがすっかり日常となったこの頃…
口臭が気になる!という方が増えてきています。
歯磨き粉やうがい薬、スプレー、ガム…様々なタイプの口臭予防商品がありますが、
今回紹介するのはオーラバリアというタブレットタイプのものになります。
口臭は、お口の中の細菌が食べ物のカスや舌の汚れに含まれるタンパク質を分解して
嫌な匂いを発生させることで生じます。
オーラバリアは口臭の発生源である細菌の増殖を抑え、嫌な匂いを元から抑制するのが大きな特徴です。
ではどうやって細菌の増殖を抑えるのか…
お口の中にある唾液(ツバ)には
ラクトフェリンとラクトパーオキシダーゼという成分が含まれていて、
口腔内の衛生維持や抗菌作用を持つ成分を作る働きがあり、口臭予防にも大切です。
しかし、加齢や唾液の減少、様々な要因によりこの成分は減少していきます。
オーラバリアはこの2つの成分を配合しその抗菌力で口臭を抑制することが、研究で確認されたそうです!
ラクトフェリンは母乳に多く含まれ、
生まれたばかりの赤ちゃんを感染から守る働きでも知られています。
またラクトパーオキシダーゼは生乳やナチュラルチーズにも含まれ、広く安全性も認められています。
※牛乳由来の成分が含まれるので牛乳アレルギーの方は使用を控える必要があります。
※疾病などの治療中の方、薬剤を処方されている方や妊娠中の方は主治医にご相談ください。
タブレットタイプでチャック式の袋に入っているので、
時間や場所を選ばずにいつでも手軽にケアができるので便利です
皆さんも試してみてはいかがでしょうか
ただし、これだけに頼るのではなくお口な中の汚れを落とし、清潔に保つことも口臭予防には
大事な事です。歯磨きもしっかりして口臭を予防していきましょう
こんにちは、歯科助手鶴巻です 皆さんお元気でしょうか?
明日から6月ですね。梅雨入りがもうすぐなようです
4月、5月も雨の日が多く気圧の関係で頭痛のする日が多かったです
気候によって体に不調の出る方も結構いらっしゃるのでしょうか。
気分的にも体調の面でも晴れの日が良いですね
6月に入ると、私事ですがまた一つ歳をとる月になります。
改めて自分の口腔環境を見直してみようと思うようになりました。
気になっている事は歯と歯の間にものが詰まりやすくなった事
歯茎の下がってきた事です。
明かに数年前と変わってきていると実感しています
30代の8割が歯周病&予備軍と言われています。
私も30代ですし、将来しっかり自分の歯で食べられるよう、
歯周病によって引き起こされる全身的な病気にかからないよう
今からしっかり予防していきたいと思います
あとは気になっていた歯の色を白くしたりくすみを目立たなくしたいと思い
ホワイトニングも始めたところです。
このホワイトニングは、審美歯科(歯の色や形に焦点を合わせた治療)
になりますが歯の色などは見た目の印象を明るくしてくれますので
これから徐々に変わっていくのが楽しみです
皆さんも一緒にメンテナンス頑張りましょう
こんにちは?歯科衛生士の美濃川です。
もう三月になり、だんだんと寒さも弱まってきているような気がします。
今年は雪が酷かったので早く春になってほしいですね?
3月はお雛様?の時期ですが皆さんのお家は雛人形を飾っていますか?
私の家はケースに入った三段程の小さな雛人形なので、片付けも簡単で毎年出しています。
小さい頃は友達のお家の大きなお雛様に憧れたものです…。
さて、今回は規則正しい食習慣についてです。
皆さん食事をとる時、時間は大体決まっていますか?ダラダラと間食をしてはいませんか?
食事や間食の時間、回数を決めることは虫歯予防につながります。
↓下の図は規則正しい食事の方と間食が多い方の虫歯リスクの違いです。
↑上の図のpHとは口の中の酸性とアルカリ性の度合いを示したもの。数値。
お口の中は普段中性(表の青色部分)に保たれていますが、飲食をすると虫歯菌や飲食物がだす酸により口の中は酸性(表の赤色部分)に傾きます。
この酸性状態(上の図でいうとpH5.5以下赤色部分)になると酸によって歯の成分であるカルシウム、リンなどが歯から溶け出していきます。→これが長く続くと虫歯に
お口の中は飲食後しばらくたつと、徐々にまた中性に戻っていきます。(完全に戻るのに20分~1時間程かかる)その時に酸によって歯の成分が溶け出た部分が、唾液の力で修復されていきます。→これによって、毎回飲食時に歯の成分が溶け出しても虫歯にならずにすんでいるのです!
しかし!これが長時間のダラダラした食事、ちょくちょく食べる間食が多い方はどうなるでしょう?
上の図の2個目の表のようにいつまでも虫歯菌が酸をだしつづけ、歯を修復する時間がとれず虫歯ができるリスクが上がってしまいます!
間食が悪いわけではありません。大切なのは食事や間食の時間、回数をある程度決めることです。
ただし間食も食べる物によってはダラダラ食べと同じになってしまいます。
ビスケットやクッキーは歯の溝などに食べかす残りやすく、長時間食べていることと同じに?→飴も溶けるまでずっとお口の中にあるので同じく…
飲食後、すぐに歯磨き出来ない!そんな時は食後お茶を飲むだけでも違います。
日本茶には砂糖は含まれていませんし、抗菌作用のカテキン、微量のフッ素が含まれています。
歯磨きは虫歯予防にとても大切ですが、それだけではなく、規則正しい間食の取り方を知っていることで、もっと虫歯リスクを減らすことができます!
皆さんもぜひ食習慣を見直してみてください?